2016/09/25

[伊勢原] 伊勢原日向で彼岸花 16.09.25 08:00



伊勢原日向 曼殊沙華



 伊勢原は日向地区に彼岸花を見に行ってきました。





■ 伊勢原 日向


伊勢原日向 曼殊沙華




 伊勢原は神奈川県中央にある市で大山参りの大山があることで有名。
 山あり畑ありと風光明媚なところなんだけれども、土地柄か不良も多い印象が・・・いや、不良に関しては秦野より若干ましか?
 小田急線沿線のため東海道線沿線に育った自分には縁が遠い都市。
 年に一度、彼岸花のときにしが足を踏み入れることがない関係性です。


伊勢原日向 曼殊沙華




 そんな伊勢原の日向地区。
 源頼朝が妻政子の安産祈願でも訪れたことで有名な日向薬師があることで近隣ではちょっと知られています。
 日向薬師は行基創建と歴史が古く、関東では有数の古寺で日本三大薬師だったり武相四大薬師だったりするそう。江戸時代には日向山霊山寺と称して子院13坊を数えたらしいのだけれども、今は一切そんな雰囲気すらない。
 そもそも、そんな大きなお寺だったのなら門前町などが形成されていてもいいはずなのに、今はただ猫の額ほどの土地に水田が広がるばかりなのです。

 で、その水田の畦に彼岸花が群生していることで最近ちょっとしたブームになっている。
 ブームと言っても私の個人的なものなのですが・・・いえいえ、結構な人で賑わっている・・・のです。


伊勢原日向 曼殊沙華




 山間の畔に咲く彼岸花っていうシチュエーションがいいんですよねぇ。
 これ植えました。増えましたっていうのともちょっと違う。


伊勢原日向 曼殊沙華




 また、刈り入れ時の稲穂と赤い彼岸花ってよく似合う。
 いい感じなんだけれども、あまりに山奥で行きづらく、しかも、横浜市内の感じで彼岸花の季節を予想すると大概ハズレる・・・
 まぁ、山の中の季節感、空気感、温度感が読みづらく、しかも秋のこのシーズンには嵐も多くそういうのの後になってしまうとかなり残念な光景を山奥まで見に来るってことになってしまって・・・。
 まぁ、それはそれで自然を感じる出来事なんだけれども。


伊勢原日向 曼殊沙華




 で、今年はと言うと、あたり!年。
 いい感じに咲く彼岸花。
 田畑の感じ。山の空気感。


伊勢原日向 曼殊沙華




 彼岸花は曼殊沙華とも呼ばれ、放射線状に咲く赤い花弁が情熱的なんだけれども、
 綺麗な花には毒がある。
 田んぼの畦に植えられるのは、モグラやネズミを根にある毒で避けるためだとか。
 土葬の遺体を動物が荒らすのを避けるためって言う説はちょっとグロいですね。


伊勢原日向 曼殊沙華




 神奈川では有数の彼岸花群生地。
 なぜここだけがそんなに・・・その理由がよくわからないんだよなぁ。
 っていうか、昔の田畑の畦はみんなこんなだったのだろうか?



伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




 日向には白鬚神社が鎮座している。
 白鬚っていうのは、日本に亡命してきた高句麗の王を祀ったものだそうだ。


伊勢原日向 曼殊沙華




 日本に亡命してきた高句麗王の若光は大磯に上陸し、やがて武蔵野日高へと移っていく。
 湘南平が高麗山と言われているのはその名残らしい。


伊勢原日向 曼殊沙華




 武蔵野の国日高といえば巾着田。
 彼岸花つながり。
 辺鄙な地域の彼岸花。なんとなく物悲しくなるのもそのためだろうか?


伊勢原日向 曼殊沙華






■ 日陰道


伊勢原日向 曼殊沙華




 伊勢原の日向といえば、日向薬師で、日向薬師への参道が日陰道です。
 昔は源頼朝も北条政子の安産祈願に参ったそう。まぁ、当時は東名高速も湘南バイパスも246も小田急線もなかったわけで、伊勢原の駅から神奈中でってわけにもいかず、鎌倉からだとそこそこな行程。恐妻家の頼朝ならではのエピソードだけれども、いい息抜きだったのかもしれないな。
 でも、政子って姓は北条のままだよなぁ。なんでだろう?


伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




 まぁ、そんな歴史ある日陰道。
 日向薬師の参道であると同時に昔は大山詣での参道でもあったのだとか。
 いい雰囲気だけれども、田圃の畦道といってしまえばそれまで。
 昔はどこもこんな程度の区画だったんだろうなぁ。


伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




 人が一人通れるかどうかのけもの道に毛が生えた程度。
 その雰囲気が今でも残っているんだから、どれだけ開発から遠ざけられていたのか。


伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




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 普通は街道沿いに道路を整備するんじゃないのかな?
 門前町もない山間に隠れたように存在する日向の集落。
 どう贔屓目に見ても悪事を働いた一族が隠れ住んでいるとしか思えない。
 きっと今も昔も。




■ 日向薬師に参拝


 日向に来ているのだから、日向薬師に参拝しないと始まりません。
 というか、終わりません。


伊勢原日向 曼殊沙華




 日向薬師は行基による開山と伝えられているから、その歴史はタダ事では有りません。
 かつては子院を13坊も有したという大寺院だったのに、明治の廃仏毀釈で多くの堂宇が失われ、当時の別当坊であった宝条坊が寺席をついで現在に至っています。


伊勢原日向 曼殊沙華




 それでも本堂の薬師堂は国の重要文化財。
 この時は延々続けられていた屋根の吹き替えなどの工事が終わり、その姿を見せつつある時期だったので、お参りしないわけにはいかないのです。


伊勢原日向 曼殊沙華




 本当は日向の田んぼに近い山門から参道の山道を登るのが正しい参拝なんだろうけれども、お寺裏の駐車場まで車を回して、山門まで降りるという逆ルートをとることに。
 まぁ、それもお参りには違い有りませんから。


伊勢原日向 曼殊沙華




 山門からの参道は、まさに山道。
 なんでこんな山奥に・・・その感想はつのるばかりなのです。


伊勢原日向 曼殊沙華




伊勢原日向 曼殊沙華




 工事を終えて姿を見せた本堂だけれども、まだ工事の片付けが終わってなく、参拝ができる状況ではない。
 でも、新しくなった重要文化財はさっぱり!とした雰囲気。
 来年にはきちんと参拝できそうなので一安心。
 もう何年工事中だっただろう?待ちに待ったって、結局年に一度した来ないんだけれども。


伊勢原日向 曼殊沙華




 境内には本堂の他にも樹齢800年と言われる幡かけの杉。
 杉の割れ目には堂宇が祀られていたり。
 山奥の人里離れた感がなんとも神妙な気分にさせる。


伊勢原日向 曼殊沙華




 悪くないんです。この雰囲気。


伊勢原日向 曼殊沙華




 平安鎌倉時代からの貴重な仏像が宝物館には展示されている。
 まぁ、仏像にはそんなに興味はなく、本尊の薬師三尊も秘宝で正月三が日にしか開帳されないので、よほどのモノ好き・・・じゃない、仏像好きの方にはおすすめです。
 仏像も重要文化財目白押しですから。


伊勢原日向 曼殊沙華






移動ルートはこちらから


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