2016/07/16

[兵庫] 二泊三日の但馬の旅2日目 16.07.16


兵庫県豊岡市 出石城登城橋




 但馬の2日目。
 今日は豊岡市内を中心に散策します!
 といっても、豊岡広いんだよなぁ。






但馬国ふたつ目の一宮 出石神社

 豊岡市街から国道426号線を南へ。
(南へっていうことが山に向かうっていうことという感覚が、今ひとつ実感としてわかないけれども)

 たゆたゆと流れる出石川の流れに沿って。
 目的の出石は盆地で周囲をぽっこりとした山々が囲む。
 なんだか昔話に出てきそうな風景。涙が出そうです。



兵庫県豊岡市 出石神社




 但馬国には一宮が2つあります。
 昨日回った粟鹿神社と出石神社。

 Wiki調べによると、鎌倉時代の文献では出石神社が一宮で粟鹿神社が二宮と記載されているそう。
 室町時代の大日本国一宮記では、粟鹿神社を一宮と記して出石神社の記載はなしだったのだとか。
 というわけで、両社が一宮ということになっているんだけれども、社格は粟鹿神社が県社、出石神社は式内社で国幣中社。
 結構差がついています。

 この差は何なんだろうと訪れたのですが、なるほど納得なのでした。



兵庫県豊岡市 出石神社




 まずは但馬国の出石について説明をしないといけないかな。
 今は豊岡市の一部になっている出石だけれども、江戸時代は出石城の城下町。
 江戸時代、但馬国自体は豊岡の京極氏と出石の仙石氏に二分されていたわけです。

 そんな、出石の城下町から少し離れた牧歌的な盆地の外れに出石神社はあります。
 社殿前のあまり整備がされていなさそうな駐車場に車を停める。駐車場はかなり広いです。

 参道を少し戻って石の鳥居から参道は始まる。これを一の鳥居と言うらしい。
 鳥居の脇には石碑があり、「國幣中社」であることを主張している。
 石灯籠が並んだ参道に圧倒される。
 参道の脇は昔のままなのだろう原っぱ的な空き地になっている。
 整った立派な境内は、なるほど一宮だと納得させられるには時間はいらなかった。



兵庫県豊岡市 出石神社




 木製の四脚の両部鳥居をくぐる。
 額には「一宮」。主張、怠りありません。

 その向こうが朱塗りの神門。
 少し落ち気味の朱の赤がいい味です。



兵庫県豊岡市 出石神社




 神門から境内になるのか、しっかりを塀で囲まれています。

 正面に拝殿。
 鈴緒の張りが美しい。
 しめ縄とともに近代的なデザインの一部を見せられているよう。



兵庫県豊岡市 出石神社




 出石神社の祭神は伊豆志八前大神と天日槍命。
 拙い知識から紐解くと、
 天之日矛ってのは新羅の国王の子でつまり渡来人。
 奥さんだかなんだかを追っかけて来日。
 その奥さんは、難波の比売碁曾社の阿加流比売神なのだそう。
 天之日矛は難波につけずに但馬についた・・・その天之日矛が持ってきたものが、「玉津寶」。
 珠 二貫、振浪比礼・切浪比礼、振風比礼・切風比礼、奧津鏡・辺津鏡。「八種(8品)」が「伊豆志之八前大神」と。

 うーん、わけ分からない(笑)
 ただ、日本海側特有の大陸に近いところの話。
 そういうものだと思うしか無いのかな。



兵庫県豊岡市 出石神社




 お天気のせいか時期のせいか神殿は明るく気持ちがいい。
 渡来の神の性格なのかおどろおどろしさはあまりありません。
 拝殿の隣で社殿の工事をしているのがちょっと残念だったけれども。



兵庫県豊岡市 出石神社




 拝殿と本殿の脇には禁足池が。
 この池への映り込みがなんとも神秘的。
 緑の美しさに目を見張りました。



兵庫県豊岡市 出石神社




 時折チラホラと近所の人が参拝に訪れる。
 朝の散歩のついでかな?

 観光の参拝のひとはついに来なかったなぁ。
 出石のお城は見るけれども一宮には興味なしなのか?


兵庫県豊岡市 出石神社




 日本と朝鮮の間の歴史を少しだけ考えさせられる出石神社。
 社殿はちょっと新しい雰囲気の一宮でした。




出石城 登城

 出石神社から出石藩の城下町を進む。
 昔ながらの城下町がそのまま残っている感じ。
 おかげで車じゃ走りにくい。


 町外れが出石城。
 というか山の山腹に張り付くようにお城があるため、お城の正面片側にのみ街が広がっている。
 お城のそばには駐車場が整備されている。有料だけれどもありがたい。


 出石城は但馬国守護の山名氏が出石神社の北側の此隅山に此隅山城を築いたのが始まり。
 山名氏が秀吉に滅ぼされ紆余曲折の末、仙石氏が長野の上田から転封になって160年余り8代に渡り幕末まで城主を務めました。
 幕末には仙石騒動と呼ばれるお家騒動を引き起こして減俸にもなっていますが。


 駐車場に車を停める。
 朝がまだ早いためかガラガラ。
 三連休だっていうのに。

 これよりゆるりと登城。
 といっても天守閣があるわけでもなく猫の額のような山腹に隅櫓と堀、石垣があるだけ。
 登城門、登城橋が復元され若干形は整っていますが。


 お城の回りは登城橋河川公園として整備されていて、お城見物の土産物屋なども整っているので、観光にはいいところです。



兵庫県豊岡市 出石城




 そんなお堀には出石焼の風鈴がかけられて涼し気な音色を奏でている。
 音色が高い。焼きが硬い証拠だろうか?


兵庫県豊岡市 出石城




 数えるほどの観光の人。
 午前中だからということを差し引いても閑散としています。

 最寄りの駅がないために観光客が来ないのか?
 城下町にはひとがそこそこ住んでいるのに。
 不思議な街です。



兵庫県豊岡市 出石城




 登城橋をわたって登城門をくぐり登城。
 石垣の縁を回るように石段が続きます。
 お城なのに外階段。


兵庫県豊岡市 出石城




 外階段を上がると二の丸だか三の丸だか。
 天守閣がないお城なので、丸とか行ってもあまり意味がなさそう。
 ここで戦備を整えてってこともなかったようだし。


兵庫県豊岡市 出石城




 仙石氏を祀る神社があった。
 妙に背が高い気がする。
 背伸びをするような藩主じゃないと思うんだけれども。



兵庫県豊岡市 出石城



兵庫県豊岡市 出石城




 しかし、お城から観る出石の街は牧歌的な風景。
 城跡から見下ろせば長く細い川。
 さだまさしの案山子ってこんなところだったんじゃないかって・・・。



兵庫県豊岡市 出石城




 お城の奥には稲荷神社への石段と鳥居が。
 リトル伏見稲荷。
 なんだかいい雰囲気なんです。



兵庫県豊岡市 出石城




 そしてお城の並びには諸杉神社が。
 こちらの旧社格は県社。なかなかの格式。
 祭神は多遲摩母呂須玖神。天日槍(天之日矛)の子なのだそう。
 故に出石神社とは深い関係。

 焼失により明治17年に再建された社殿はなかなかの佇まい。
 茅の輪が設えられていたけれども、そういう時期なのかな?



兵庫県豊岡市 出石城




 出石城は裏山で石垣発掘だか修復作業が行われていて工事の音や雰囲気でちょっと台無しだったのが残念。
 落ち着いた時にゆっくり訪れるとまた違ったものが見えてくるのかも。


兵庫県豊岡市 出石城




 小さいお城なのでお城ファン的にはどうかと思うけれども、高台から見下ろす城下町は日本の原風景。
 鉄道駅が近くにないため、近代開発から取り残された街が残っているんです。




出石の城下町散策

 出石城登城の後は出石城城下町散策。
 でもその前に、名物出石そばで腹ごなし。


兵庫県豊岡市 出石そば




 信州由来の蕎麦は名物でもうまいものあり!
 なかなかの味でした。

 出石そば実食の詳しい模様はこちらから!
 「名物に美味いものあり!出石そば 実食」


 お腹も膨れたし、では改めて出石の城下町散策。
 なんとなく碁盤の目に区切られた街の区画は小京都と呼ばれる所以かな?
 木造の低層建築が延々続きます。

 そりゃ、家屋はモルタルづくりになっているけれども、道路に面したところにも古い木造建築がよく残っています。
 それをまたうまく再利用して新しい店なども姿を見せている。


兵庫県豊岡市 出石城下町




 新旧の文化がうまく融合している。街は生きています。
 正午になるに従って人出も出てきだして。
 結構観光地として頑張っています。

 ただそうなると鉄道の駅がないのは残念。
 でも、その御蔭でこその街風景なんだけれども。



兵庫県豊岡市 出石城下町 家老屋敷




 お城の内堀脇に立つ家老屋敷を覗いてみました。


 出石城内にあった江戸後期の上級武士(家老級)の居宅です。
 仙石騒動の中心人物仙石左京の屋敷があった場所です。
 展示品は主に大名行列の諸道具を展示してます。


 が、家老屋敷の説明。
 なんだか奥歯に何かが挟まったよう。
 つまり、この建物は元々城内にあったのか?
 それを家老屋敷跡に移築したのか?
 では誰の屋敷だったのか?家老級って誰なのか?
 全然伝わらない。伝わらないように何かを隠している用に思える。
 なにか後ろめたいことでもあるのだろうか?


兵庫県豊岡市 出石城下町 家老屋敷




 仙石騒動とは、出石藩を揺るがした内紛事件。
 江戸時代の三大お家騒動に数えられている。
 と言っても、他のふたつは加賀騒動に伊達騒動。ってなると3つめが出石でいいのか?
 と、調べてみると3つめは鍋島騒動だったり黒田騒動だったり。あ、そうなると釣り合うかな?
 加賀と伊達に仙石じゃちょっと釣り合いが。大体三大なんとかの3つめなんてそんなもんなんだよなぁ。

 敷地は広大です。
 この広大な敷地と立派な家があれば騒動なんて起こそうなんて思わないと思うんだけれども。
 建物は昔の武家の家といった感じ。
 続きの和室を障子で仕切って・・・。


兵庫県豊岡市 出石城下町 家老屋敷




 まぁ、江戸時代だって多分自分は小作の農民風情がいいところ。
 こんな家に住んで武芸に秀でて藩政を任されるはずもない。
 夢のまた夢の武家屋敷です。


 出石家老屋敷
  時間:9:30-17:00(最終入館16:00)
  料金:大人100円。高大学生80円。小中学生無料


 とりあえず、お安いので見ておくに越したことはないのでは?
 ガラガラだったし(笑)




玄武洞 地球が曲がってる

 出石の城下を流れていた出石川は豊岡の街直前で円山川と合流します。
 円山川は下流に向け川幅を増し日本海に注ぐのですが、その手前に玄武洞があります。

 日本ジオパークに認定されている玄武洞。
 教科書でだったのかなぁ?何だったのかなぁ?名前だけは時々耳にしました。
 大昔に一度来ているはずなんだけれども、もう記憶の奥底。
 気分的には初体験なのです。

 天然記念物の玄武洞は、噴出したマグマが冷えて固まったもの。
 その後、河川により侵食されて岩がむき出しになった。
 幾何学の化け物のような形成。下手くそなコンピュータグラフィックアート。見ていてアタマがおかしくなります。
 但馬辺りは日本列島がぐぐぐっと曲がりだす辺り。地球のアンギュレーションが生み出したもののような気がしてなりません。



兵庫県豊岡市 玄武洞




 玄武洞は円山川の右岸にあります。
 豊岡の市街からは県道548号の戸島玄武洞豊岡線沿い。
 山陰本線の玄武洞駅は円山川の対岸。目の前なのに橋がないためものすごく遠回りをさせられるみたい。電車で訪れた場合はどうすればいいんだろう?バスが有るのだろうか?

 県道の川側に玄武洞ミュージアムという施設がありそこの駐車場が無料で利用可能。
 まぁ、ミュージアムというよりはドライブインなんだけれども。



兵庫県豊岡市 玄武洞




 駐車場に車を止めて道路をわたって階段をあがると玄武洞公園。
 見学は無料です。

 ドーンと現れる玄武洞は迫力満点。
 ち、地球が曲がっている!ニュートンが見たらなんて言うだろう?
 地理学や地形学についてどうこう言うつもりはないが、マグマが固まるとこうなるのか?
 という単純な驚き。

 イメージとしては洞窟があると思っていたんだけれども、残念ながら窪んでいる程度。
 しかも柵が張られていて近寄れません。
 まぁ、見るからにいつ崩れるか・・・って感じなので、危険ですって書かれていることに異存はありませんが。



兵庫県豊岡市 玄武洞




 玄武洞っていうのは玄武洞公園内の穴ぼこ(窪みか!)の一つ。
 実際は、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟がまとめて玄武洞公園となっている。
 そりゃ、玄武洞が一番大きい洞窟というか穴ぼこというか窪みで、道路から最初に姿を見せ圧倒されるのは分かるんだけれども・・・。


兵庫県豊岡市 玄武洞




 まぁ、玄武洞が玄武洞公園の不動のセンターだってことはわかりますが。あいつさえ居なければ的な、その他の洞窟の気持ちもよく理解できるもので。



兵庫県豊岡市 玄武洞




 まぁ、ぐるっと回るのにそれほど時間はかかりません。
 観覧のための遊歩道も整備されている。

 ただ、ちょっと階段が多いのが大変だった。


兵庫県豊岡市 玄武洞




 よく考えたら一山の一面が玄武洞公園なのです。
 なぜこの山腹にだけこのような奇形が現れているのか?
 マグマが冷えて固まったのならどこにでも見て取れると思うんだけれども。
 円山川の侵食のおかげ?
 この他所にない特別感は何なんだろう?



兵庫県豊岡市 玄武洞




 玄武洞を見た後は、ミュージアムで休憩。
 出石で食べた蕎麦は朝食ということにして、食堂で但馬牛カレーなるものをいただく。
 但馬に来たら但馬牛でしょ。
 カレーなんかで食べて申し訳ありませんが。

 そんな但馬牛カレー実食の模様はこちらから。
 「玄武洞で但馬牛のカレーを」



兵庫県豊岡市 玄武洞




 そこそこ楽しい玄武洞見物でした。
 マスコットの玄武洞の玄さん・・・は、これでいいのだろうか?の疑問を残して。

 川沿いの茂みに大きな白い鳥が。
 さては豊岡イチオシのコウノトリか!ということでカメラを向けたら鷺でしたという詐欺のような事があったことはあまり触れずにおこう!




号泣しても行きたい城崎温泉

 城崎温泉は玄武洞からは目と鼻の先。
 円山川の左岸。支流の大路川沿いに広がる温泉地です。


 関東の人間にとっては、元兵庫県議の野々村議員があんなに何度も、大泣きしてまで行きたがった温泉で有名に。
 いや、待てよ。実際は政務調査費をちょろまかしただけで行ってないんだよね。
 そういう意味では、毎週末都政そっちのけで元都知事がマジで通っていた湯河原の方がいい温泉ってことになるのだろうか?



兵庫県豊岡市 城崎温泉




 城崎温泉はコウノトリが傷を癒やしていたことにより発見されたらしいんだけれども、この話の胡散臭さが政務調査費の流用につながっているような気がして仕方がない。
 温泉番付でも結構高位にランクされているそうで、いい温泉なんだろうことは確かです。

 車で一番奥の温泉寺に行こうと思ったんだけれども、川沿いの温泉街に目を取られて事故りそう。
 どこの温泉街もそうなのだが、道が狭く人が行き交い運転は大変。
 言えることは、賑わってます。
 普通の観光客は、皆政務調査費をちょろまかそうとせず、本当に足を運んでいるところは好感が持てます。


 なんとかたどり着いた温泉寺。
 ロープウェイ下の駐車場。一日700円。結構しますね。
 ロープウェイが山頂駅往復900円。なんとか美術館だかとのセット料金だと1200円。
 ちょっとどころかかなりお高い。実際見てみないとわからないことですが、これは政務調査費ちょろまかしたくなる気も分かるというもの。
 ちょろまかせる立場が羨ましい。


 ロープウェイの乗り口まで結構な階段を上がらされるんだけれども、もうちょっと長くロープウェイをかけてくれないかと思ったりも。
 わかりづらいロープウェイの費用計算の説明がめんどくさくなって1200円のチケットを購入。
 乗車のロープウェイは結構な人。ギュウギュウとは言わないけれども空いているとは言いがたい状況。
 最繁期だとどうなるんだろうか?


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 山頂までは約7分の空の旅。
 言うほど快適ではありません。



兵庫県豊岡市 城崎温泉




 ロープウェイでちょっと上がっただけなんだけれども、山頂が結構涼しい。
 ここが温泉寺の奥の院になるらしい。
 ずっとここにいたい感じなんだけれども思いの外頂上に見所なしなのが残念。

 目標に向けて皿を投げるというアトラクションがあった。
 土の皿を投げて目標に当たると願いが叶うんだか何なんだか?
 しないけれどもね・・・他にやっているひとも居なかった。



兵庫県豊岡市 城崎温泉




 割と新しい奥の院の建物のほか本当に何もない頂上。
 ただ、眺めは最高です。
 日本海かと見まごうようなたゆたゆと流れる円山川。
 谷あいを流れて円山川に合流する大路川。その川沿いに広がる温泉街。
 いい街並みです。


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 これが温泉っていう資源だけで成り立っているんだから凄い。
 大阪から、京都から、神戸から。交通の便だって決して良いとは言いがたい温泉街だというのに。
 いや、逆にこれくらいのほうが一泊するにはちょうどいいのかもしれない。

 関東で言うと、湯河原というよりは日光や草津(もっと遠いか)くらいの距離感か?
 高原の涼しさもなく、唯温泉があるだけだというのに。



兵庫県豊岡市 城崎温泉




 ロープウェイで中腹まで降りる。
 ちょうど山腹に中間駅があるんです。

 駅名は温泉寺駅。
 ここのお堂が温泉寺の本堂になります。


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 猫の額程の土地に、南向きに建てられたお堂は温泉に背を向けているよう。
 至徳年間(というので1300年台の後半か)の建築にしては真新しいのは気のせいだろうか?またなにか不正な気がする。
 ロープウェイのチケットで堂内見物も出来ました。
 千手観音像は圧巻だったなぁ。


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 本堂の奥には多宝塔と美術館が。
 ロープウェイのチケットで見物もできたんだけれども今ひとつ気が進まないのでパス。
 一人旅の気ままさです。



 温泉寺駅から再びロープウェイ。
 さっきもそうなんだけれども、下りのロープウェイは大混雑です。
 どこに人がいたんだろう?

 なんとか乗り込んだロープウェイで下山。
 下りは歩いてっていう手もあったなぁ。


兵庫県豊岡市 城崎温泉 元関電社長の太田垣士郎




 ロープウェイの下の駅、城崎温泉駅には太田垣士郎資料館というものがあります。
 ロープウェイに乗り込むときに銅像が見えてちょっと気になっていた。

 覗いてみるとなるほど元関電社長の太田垣士郎か。
 豊岡で中学校まで過ごしていたそう。その後は熊本五校、京都帝大を出て日本信託銀行、阪急電鉄勤務の後、京阪神急行社長、関電社長を歴任。黒部第四ダムの建設に携わった人物。
 映画「黒部の太陽」にも登場していたなぁ。
 関西経済界の重鎮として、城崎ロープウェイの事業を発案したのが太田垣士郎だったのだとか。
 その縁での記念館。記念品としては今ひとつな感じだったけれども、日本の、関西の高度経済成長を支えた本人。


兵庫県豊岡市 城崎温泉 太田垣士郎資料館




 東屋のような資料館は別に本人の住居や何かを移築したものでは無いみたい。
 きっと本人は豪邸に澄んでいたんだろうが。
 何だったんだろう、このこじんまり感。きらいじゃない。
 ロープウェイがない間は、奥の院まで歩きだったのか?想像できないが。
 黒四とか関西の鉄道とかよくわからないけれども、ロープウェイの偉業は認めましょう。ちょっとお高いけれども。



兵庫県豊岡市 城崎温泉 山門




 最後は温泉寺境内で一番低いところにある山門と薬師堂へ。
 山門は立派なものが。
 1700年代後半の建築だとか。最近ならまだしも、こんな田舎の山の中に。不似合いです。


兵庫県豊岡市 城崎温泉 薬師堂




 立派な山門をくぐると薬師堂が。
 西国49薬師霊場の29番霊場である薬師堂は良い風合い。

 1800年代前半の建築。
 湯治の温泉宿には薬師如来はぴったりだ。
 城崎温泉としては最深部。
 参拝の人も流石に少ないがこの建築は観るに値する。
 緑を背景に立つ姿は長年の歴史を感じる。
 とにかく良い建物です。


兵庫県豊岡市 城崎温泉 薬師堂





 ロープウェイの駐車場の回りには城崎温泉の足湯処が。
 源泉が湧き出ているんですね。
 ここが温泉の最深部だから、ここに湧き出てくれると色々と使い勝手もいいことだろう。


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 外湯が充実している城崎温泉。
 野々村議員が号泣してでも行ったことにしたかったのもわからずでもない。
 このお湯あっての城崎なんだなぁ。


兵庫県豊岡市 城崎温泉




 ゆでたまごも作れるらしい。自家製温泉卵。
 ただ、熱湯じゃないのでもの凄い時間がかかるみたいなので本日はパス。
 とりあえず、最後に温泉つかって充実の但馬散策なのでした。




豊岡の夕飯はたこ焼きです

 豊岡市街まで戻ってホテルに荷物をおいて夕飯を食べに。
 昨日の揺れ戻し・・・とまでは言わないけれども、本日はだいぶチープにたこ焼きの宴。


兵庫県豊岡市 たこ焼きの宴




 関西にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ッて感じに堪能。
 そんなたこ焼きの夕飯。
 詳しい模様はこちらから!
 「但馬豊岡の夜は翁 たこ焼きナイトなのです」





今日の移動はこんな感じです




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