2016/07/15

[兵庫] 二泊三日の但馬の旅1日目 羽田→神戸→竹田城→粟鹿神社→豊岡 16.07.15


兵庫県朝来市 竹田城




 神戸に用事がありまして、そのついでと言っては何なのですが、但馬あたりを見てこようかと思っています。







但馬の旅にでかけます。

 神戸に用事がありまして、そのついでと言っては何なのですが、但馬あたりを見てこようかと思っています。
 兵庫県の但馬地方は兵庫県が日本海に面するあたり。
 瀬戸内から日本本島を縦断している兵庫県。スケールを感じます。


羽田空港




 しかも、但馬っていうのは山陰道に属するのだとか。そりゃ、日本海岸なわけで。
 兵庫1県で山陽道から山陰道へ。そこの所、兵庫の行政上問題なく行われているのだろうか?
 山陰は山陰で一つになったほうが色々特色が出やすい気もするのだが、それは他人が感じるだけの話しか?
 鳥取ですって言うよりも、兵庫ですって言ったほうが聞こえは良いんだろうなぁ。


羽田空港




 ガキの頃、子連れ狼が大好きで、冥府魔道の萬屋錦之介にだいぶ憧れていたんだけれども、そこに出てくる悪役の柳生一族が但馬守なわけです。
 江戸時代だから、別に直接但馬地方を治めているわけではないのだけれども、柳生但馬守といえば悪の象徴的存在。
 お陰で個人的に但馬の印象を悪いものにしている気がしてしかたがないのだが。



スカイマーク




 ま、そんなわけで早朝、羽田から神戸へスカイマークでひとっ飛び。
 スカイマーク飛行機代が激安で馬鹿になりません。
 ただ、安全を犠牲にしていなければ良いんだけれども、そこの所、普通のユーザーには確認の仕様がありません。

 運を天に任せてのスカイマークで初フライトです。
 スカイマークお安いです。
 片道約10000円!新幹線よりもダンゼンお得。
 空の旅ってちょっと特別感があるからいいかも。
 羽田行ったり飛行機待ったり、確かに全体の時間は余分にかかるけれども、神戸で自由になれる時間はほぼ同タイム。
 どちらがいいかは人それぞれ成。




神戸空港からはレンタカーで

 羽田神戸のフライトってあっという間。
 なんて言ってるけど、ホントはウトウトしていたのでどれくらいあっという間なのかの意識がないくらいあっという間だったと思う。
 神戸空港は市営の空港でほぼスカイマークの天下のような飛行場。
 新しいので綺麗だわ、コンパクトなので行き来が楽だわ。
 着陸機から荷物のターンテーブルまであっという間に着くのがいい。


 荷物もあっという間に出てきて・・・。
 足利尊氏も驚くほど難なく神戸に上陸!



神戸空港




 半年ぶりの神戸。
 空港のレンタカーカウンターに申し出て、三宮まで送迎。
 神戸空港のレンタカーってそういうルールらしい。
 三宮までの移動料金がかからないのはいいけれども、な~んか駄目空港的な匂い。
 レンタカー会社が常駐していないのは、飛行機の着陸が少ないから・・・ってことだよね。
 関空が有って、伊丹があっての神戸空港。ムリムリ感は黙っていても伝わってきます。
 もしかして、女子も男子も神戸の特徴、最悪泣いて許してもらおうとか思ってない?思ってなければ良いのだけれども。




兵庫の北へと向う道路行政が悪すぎちゃいますか?

 三宮からレンタカーを飛ばす。
 但馬の観光にレンタカーは欠かせません。
 そもそも、兵庫も神戸以外は鉄道がくまなく走っているわけではなく、大概の観光施設は駅から遠い。
 そんな路線に電車だってバンバン走っているわけもなくロスが多すぎる。
 効率優先の自腹観光。政治資金を流用できるような身分ではございませんので。


三宮




 かと言って、レンタカーは便利かというとそれもなんだか微妙。
 鉄道行政が今ひとつならば、当然道路行政もやっぱりといった感じ。
 兵庫だ神戸だと言っても、人が住んでいるのは海沿いの限られたアリア。
 横浜と違ってすぐに山がそびえてあっという間に過疎地になるというお国事情。


西紀SA




 その山を超えるための長いトンネルが有料道路で1000円。
 高速道路が途中までで千何百円。
 最終的に三千円以上取られてはい最初の目的地竹田城に到着。



西紀SA




 関西人はこの辺りどう思っているんだろうか?
 どうせ行かないからどうでもいいのか?
 但馬なんて、政治資金でも流用しないかぎり行くようなところじゃないのか?
 その辺りのところのさじ加減は観光の人間には図りかねるんだけれども。




風雲竹田城!

 ここの所、妙にもてはやされている竹田城に来ました。
 いやー、遠かった。

 朝霧に浮かぶ姿がリアル天空の城などと言われて、最近では缶コーヒーのCMですっかりメジャー。
 でも、この季節のこの時間。霧なんて出るはずもなく、しかも、雨上がりの蒸し暑さ。
 条件は劣悪です。

 竹田城は谷あいの街道筋にある山城。
 丹波と播磨の出入り口に当たる交通の要害。
 応仁の乱では、細川、山名の奪い合いとなり、応仁の乱後は山名、赤松の・・・と戦乱が絶えなかったらしい。

 戦国時代になると尼子氏の台頭と山名、毛利の三つ巴に織田軍の羽柴秀吉が混ざって大混乱。
 結局、秀吉が収めることになるのだが、力のない小豪族の哀れを感じないわけには行きませんね。


 こんな急峻な崖の上にこれだけの石垣のお城を造らないといけないっていうのも諸々の事情があってこのと。
 感じ入ります。

 大河ドラマの軍師官兵衛では、小田原攻め時の石垣山一夜城として利用されたとか。
 まぁ、昔の面影はよく残っています。


 そんな竹田城への登城ですが、車で来た場合の駐車場が竹田駅周りに数カ所。
 それと、山の中腹、山城の郷駐車場が利用可能。
 電車で来た場合は選択肢はないけれども、どうやら駅前よりも山城の郷に停めたほうがもろもろ都合が良いみたいです。

 駅からお城までシャトルバスが運行しているんだけれども、駅からのバスは結局山城の郷を経由して竹田城へと向かいます。
 (竹田城へといってもかなり下のバス停まででお城までは結局かなり歩かないといけないんだけれども)
 これは、お城までの道が一方通行で、駅→山城の郷→竹田城→駅とぐるりと廻るというのがルートになっているため。

 山城の郷からはタクシーでもワンメーターでお城に一番近いバス停まで行ける。
 ワンメーターで上りを稼いだら、帰りは下りだから最悪歩けないことはない。
 竹田駅から歩こうとなるとかなりのこと。
 どちらがいいかはそれぞれだけれども、私は山城の郷への駐車を決意したわけです。


 山城の郷っていうのは、簡単なお土産物屋と公共交通機関乗り換えのための駐車場。
 駐車料金は無料。多分、オンシーズン時は大混雑しそうな予感。

 ここから、タクシーでワンメーター。
 バスは言うほど本数がないのです。

 ワンメーターで登りが稼げたわけだから、最悪下りは歩いてもなんて思って・・・。
 実際の帰りはバスを利用してぐるっと廻るバス観光を楽しんだんですが。
 一通でぐるりと回らされるため、タクシーだと帰りは3000円位になるらしい・・・そりゃトミー・リー・ジョーンズもびっくりだろう。


 竹田城の最寄りのバス停で、問題はここから。
 お城まではエッチらエッチらと上り坂を歩かされることに。
 これがなかなかの急坂で、何十年も前にバイクで来た時にはもっとお城のそばに停められたはずなどと記憶のそこをひっくり返してまた埋めて・・・・そうこう登って行くととりあえず以前の駐車場に。
 今は売店と関係者用の駐車場になっているけれども、前はここに停められたよなぁと恨めしく眺めて。
 どうやらここが最後の公衆トイレらしいので用を足して水を買って、ついでに缶コーヒーもゲットして(笑)。
 さて、ここからいよいよ登城本番・・・みたいです。


 曇天の蒸し暑い山道。日が強く差すことがなかっただけが唯一の幸運。
 つづら折れの坂。次のカーブを超えれば、次のカーブを超えればと何度も願いながら上る坂道。
 子供に抜かれ、家族連れに抜かれ。オヤジに抜かれ。
 日頃の不摂生を悔やみながら登る。



兵庫県朝来市 竹田城




 そんな山道をどれほど上がったことだろう?
 竹田城の入り口にやっとたどり着けました。
 道路から脇の石段を上がったところに、小屋があって入城料をとられる。
 入城料と行っても環境保全のためのもの。
 こんな山道。城内も含めて草を刈ったり整備をしたりと大変なのだろう。
 まぁ、そういう人たちはここまで車で来るんだろうけれども。


兵庫県朝来市 竹田城




 入城料500円を支払って風雲竹田城に入城です。
 入城と行っても山城。まだまだ石段と坂道が残っている。
 この最後の石段がなかなかきつい。


兵庫県朝来市 竹田城




 でも、山城の石垣の上にたどり着いた時の見渡す風景と風の気持ちよさは格別。
 竹田の城下。決して高くはないんだけれども山と山が続く間を蛇のように街道が通って、猫の額のような平地に田園が広がる。
 数えるほどの民家に人が暮らす風景が山城の上から見て取れる。
 霧が出れば雲海に浮かぶ山城だけれども、こうやって城下の景色が見て取れるっていうのもなかなかのものです。
 昔ながらの風景が残るのはお城だけじゃなく城下もなんだなぁ。



兵庫県朝来市 竹田城




 お城に上がると説明員の人が簡単に歴史などを教えてくれる。
 ボランティアだそうだ。暑いのに大変だ。

 こんな山の中に石垣をつくるのは大変だったろうと尋ねると、石はこの山のものなので運搬は楽だったらしいとのこと。
 そりゃ、そうかもしれないが、これだけのものちょっと動かすだけでも苦労なはず。大変は大変だろうに。



兵庫県朝来市 竹田城




 缶コーヒーのCMにもなっているお城を散策。
 天守跡まで登ると眺望は一段と・・・。
 タモリもトミー・リーもここに来たのだろうか?

 竹田は山の中の猫の額のような場所。
 ここの領主だと行ってもその規模はたかが知れている。
 ここに篭って・・・となった時に、急峻な山城は確かに心強いかもしれないけれども、そんなのたかが知れているというもの。
 信長の、秀吉の大群が押し寄せてこられたらひとたまりもない。
 実際、秀吉に二回も破れているわけだし。


兵庫県朝来市 竹田城




 どんな気分だったんだろうなぁ?
 あの山の間の街道からものすごい人数の敵が現れる気分って。

 いっその事、霧に覆われてくれたほうが・・・なんて思ったりして。


 城内の散策を終え、タクシーを降りた場所まで戻る。
 下りは楽ちん。
 このまま駐車場なる山城の郷まで歩いても良かったんだけれども、程なくバスが来るという情報。
 折角なのでバスに乗る。
 自分は座れたけれども、立ち客も出るほどの盛況ぶり。観光シーズンだったらどうなることやら・・・。

 バスは竹田の駅の回りの駐車場を数か所回って、街をぐるりと見せながら山城の郷へと・・・。
 竹田の街も眺められたしバスもまた悪く無いか。
 竹田の城下、古い町並みが残る良い街だったなぁ。人の暮らしが感じられれた。
 ゆっくり回れなかったのが残念。また今度・・・というほど気軽に来られるところじゃないことは重々承知です。




但馬国一宮、粟鹿神社に参拝

 竹田の城を後にして但馬国一宮の粟鹿神社へ。
 但馬国には一宮は粟鹿神社と出石神社のふたつあるんです。
 鎌倉時代の文献では出石神社が一宮に、室町時代の文献では粟鹿神社が一宮と記載されているそう。
 現在は両社とも一宮を名乗り、全国一宮会に加盟している。
 但馬国の山深さゆえの状況なのかな?京都からこんなに近いっていうのに。
 でも社格から言いうと出石神社が国幣中社、粟鹿神社が県社。明治の格付けは明確ですが。


 粟鹿神社は竹田城にほど近いといった時点でかなりの田舎と理解できるでしょう。
 カーナビの案内で、北近畿豊岡自動車道の無料区間っていうのを利用したのであっという間につきました。

 駐車場は広いです。
 アスファルトではなく砂利敷き。
 駐車場から最初の鳥居が見て取れます。



兵庫県朝来市 粟鹿神社




 人家はまばらで人気もない。
 粟鹿神社は但馬国でも最古の神社。但馬国造り日下部氏との関係も深いのだとか。

 もう鳥居の辺りから何かを感じるんですよねぇ。
 タダ事じゃない雰囲気を。


兵庫県朝来市 粟鹿神社




 鳥居から参道が伸びて境内自体は右手に有る。ちょうど正面に神門が来るようにできている。
 その参道にいい具合に光がさして。よほどの鈍感な輩でも霊的な何かを感じる。
 計算に計算し尽くしてこの場所に鎮座しているんだろうけれども。
 宗教のなせる技は凄いです。


 境内はぐるりと塀で囲まれている。
 神門までの間に天皇の使者を迎える勅使門が。
 勅使門って言う時点で歴史が違います。

 神門から境内に。
 もうそこはまっごう事ない神域なのです。



兵庫県朝来市 粟鹿神社




 神門から真っ直ぐには社はなく、本殿神殿拝殿は右手皮に。
 左手には小高くなったところに天満宮の社。


兵庫県朝来市 粟鹿神社




 その間には土俵が設えられて。
 相撲が神技であることを表している。
 奉納の相撲とか有るのだろうか?
 そういう行事ってうらやましいなぁ。

 湿気の多そうな境内は苔に包まれていて、またそれがいい具合に雰囲気を作ります。

 奥の森に続くように赤い鳥居が並び稲荷神社が。
 その手前には池があり厳島神社。

 もう神様のオンパレードなのです。



兵庫県朝来市 粟鹿神社




 参拝の老人に話しかけられた。
 近所の人らしく、毎日お参りに来ているのだとか。
 この神社にはご神木に相当するものがないのが残念だと語っていたが、木々全部がご神木と思える。
 特別な指定をしなくても十分なのでは?


兵庫県朝来市 粟鹿神社




 茅の輪が造られていて、近いうに行事が有るらしい。
 どんな行事なのか説明を受けたんだけれども忘れた。 
 そんなことどうでもいいくらい神秘に満ちていたから。


兵庫県朝来市 粟鹿神社




 いやぁ流石一宮。
 但馬国もなかなかやるものです。




今日は豊岡泊です。

 今日は豊岡市に宿泊です。
 粟鹿神社のある朝来市とは隣接市なんだけれども、豊岡市って兵庫県最大の市だそう。
 おかげでホテルまで遠い遠い。
 まぁ、道路行政の悪さも理由の一つなんだけれども。
 別に混むわけじゃないんですよ。コウノトリの住む街がキャッチフレーズだから、大概想像がつくと思うし。
 ここの道路を整備しても、費用対効果を考えればこんな程度は当然なんだけれども。

 そうは言っても豊岡は但馬地方の中心的都市。
 明日は一日この辺りをめぐることになります。



豊岡の夜は更けて・・・


兵庫県豊岡市 割烹紀ノ川




 豊岡の夜。
 一人旅だと結構どこで食べるかっていうのが問題になることがあります。
 今日はお世話になっている神戸の波止場の写真学校の校長の紹介で豊岡の割烹料理屋紀ノ川さんへ。
 校長は豊岡の出身で大将は学校の後輩だとかなんだとかという関係。
 話をいろいろと通しておいてもらったみたいで、美味しい料理に美味しいお酒を堪能!
 充実の豊岡の夜になりました。



豊岡夜の街散歩

 というわけで、ほろ酔い気分で少し豊岡の街散歩。
 豊岡のなんとかっていうお祭りが近いらしい(笑)
 すこし浮かれた感じの豊岡の街。


兵庫県豊岡市 夜散歩




 近くの神社ではお祭りもやっている。


兵庫県豊岡市 夜散歩




 豊岡は路地が魅力的だなぁと感じた。
 車が入れないほどの細い路地が縦横に通りを結んでいる。
 区画の整理がなされていないんだろう。
 昔ながらの・・・というほど古さはないけれども。
 空襲がなかったのかな?そういうところはよくわからない。


兵庫県豊岡市 夜散歩




 そんな感じで豊岡の1日目は暮れるのでした。


兵庫県豊岡市 夜散歩











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