2016/07/03

[山梨] 山梨、富士川、紫陽花巡り 16.07.03


富士川町 あじさい寺、妙法寺




 この季節はこの花ですね。
 なので毎年恒例、山梨のアジサイを巡って来ました。






■ 出発の片倉町

 梅雨の季節。
 やっぱり紫陽花。

 紫陽花というと毎年の恒例山梨へ。

 空気がきれいで清流に咲く。
 山梨の紫陽花は鎌倉あたりとは一線を画す素敵な紫陽花なんです。



横浜市神奈川区 出発の朝




 ただ、遠いのが玉に瑕。
 自宅最寄りの片倉町から市営地下鉄の始発に乗って。
 今日は友人と海老名で待ち合わせ。
 車を出してもらえるとビールが飲めてありがたいんだよなぁ。



横浜市神奈川区 朝の片倉町駅




 というわけで早朝ゆるゆると片倉町駅まで歩いてきたら・・・。
 そうか、始発って電車が来るまで駅ってやっていないんだという基本的なことに気付かされる。
 地下鉄ってギリギリまで駅開けないのね。


横浜市神奈川区 朝の片倉町駅前




 おかげでしばらく何もない駅前で待つことに。
 それでも、カメラがあればそこそこ楽しいので良しとしますが。




■ もろもろの都合で海老名で時間つぶし

 片倉町から市営地下鉄で横浜へ。
 横浜からは相鉄線で海老名へという段取り。

 この間、結構待つなぁっていう始発の乗り換え(相鉄線は二番電車)だったんだけれども、
 相鉄線が朝、ホームで接触事故があったらしく横浜駅で遅れていました。
 つまり、乗る予定の前の電車がまだホームに居る状態。
 あれ、これはラッキー。
 あっという間に乗車できて、これで20分位のお得感。


海老名市 相鉄線海老名駅ホーム




 本来はラッキーな事なんだけれども、海老名で待ち合わせの時間を前に出す訳にはいかない。
 おかげで海老名でえらい無駄な時間を過ごすことに。

 することもなく、ビナウォークをウロウロしたりして。


海老名市 ビナウォーク




 7時前じゃ店屋もろくにやっていない。
 海老名、東京から遠いっていうのに朝からやっている店がないのって近隣の人は不便じゃないのか?
 朝食とか、東京まで行ってから済ますのか?


海老名市 七重の塔




 それが一番効率的なんだろうなぁ。
 しかも、今日は週末だし。


海老名市 七重の塔




 まぁ、おかげで海老名の街を久しぶりに歩いたりして、
 これはこれで良かったのかもしれない。かな!?




■ 猿橋の紫陽花

 海老名で地元茅ヶ崎からの友人二人と合流。
 圏央道で中央道まではあっという間。世の中はどんどん便利になります。
 でも、中央道は小仏トンネルの外側に合流してくれれば一番良かったんだろうけれども。
 役人のお偉いさんにはそこのところが理解できないんだろうなぁ。

 中央道から勝沼にある猿橋へ。
 中央道の渋滞のメッカも早朝ということでガラガラです。



大月市 猿橋




 猿橋は、山梨県大月市、桂川に架かる橋。国の名勝。
 江戸時代には「日本三奇橋」の一つとして有名らしいのだが、江戸時代のって・・・。
 三大何とかって、結局一位、二位は不動だったりするんだけれども、第三にすべりこんだものって、地域や場合によっては別のものになったりと極めていい加減。言ったものがちの世界。
 日本らしいと言えば日本らしいんだけれども。


大月市 猿橋




 よく見れば立派な橋なんですよ。
 両岸が崖で谷は深く支柱を立てるわけにも行かない。
 猿が腕を伸ばすように少しずる板を伸ばして支えにして・・・。

 その土木力はすごいの一言なんだけれども。
 三大奇橋の三番目・・・か。ま、良いんだけれども。



大月市 猿橋公園




 で、猿橋には猿橋公園というものがあって、猿橋から桂川沿いに遊歩道がつくられているんですが、遊歩道から公園までアジサイが植えられてあってなかなかの見ものになっています。
 2000年からはアジサイ祭りというものが1日限定で行われているらしいんだけれども、基本的には6月最後の日曜日に開催されるらしい。
 ま、なかなか日程が合わないし、山梨見物に行くのなら大月あたりを通過するのはどうしても朝早くなってしまうため、お祭りが開催される時間にはすでに遠く離れて・・・といった感じで実際のお祭りを見たことはないのですが。

 まぁ、お祭りを見なくてもアジサイはアジサイです。
 渓谷の遊歩道に咲く紫陽花はみずみずしい限り。
 アジサイも幸せそうです。


大月市 猿橋の紫陽花




 朝、早いっていうこともあってか人との遭遇もまれな感じ。
 猿橋公園は、ほんとに何もない公園で、それがまた良かったりもします。


大月市 猿橋の紫陽花




 渓流ではアユ釣りの人たちがこんな時間から楽しんでいる。


大月市 猿橋の紫陽花




 緩い感じの紫陽花見物にはもってこい。


大月市 猿橋と桂川の渓谷




 猿橋自体はしょぼいけれどもとりあえず観光地なので、土産物屋やトイレも整っていて、都心からあっという間で人里離れた感を味わえる。

 混雑が嫌いな方のアジサイ見物にはもってこいです。




■ 紫陽花寺の妙法寺

 桂川の猿橋から富士川の妙法寺へ大移動!
 まぁ、高速道路をぶっ飛ばせば1時間程度の距離なのですが。

 小室山妙法寺は日蓮宗の本山(由緒寺院)。
 日蓮宗には本山が沢山あり、何が何なのかよくわからないのですが、とりあえず立派なお寺です。

 この季節、紫陽花が咲き誇る紫陽花寺としても有名。
 その紫陽花を愛でに毎年訪れてしまう。
 そんなお寺です。


 割と早くつけたので駐車場は最も近い山門脇を確保。
 ここがイッパイだと、ちょっと上がったところにある小学校の校庭に回されちゃう。
 駐車場は無料だけれども、妙法寺では紫陽花の育成料金という名目の入山料200円を徴収されます。



富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門




 こんな山寺でなぜ?というほど立派な山門。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門




 あじさい祭りに合わせて、山門上に上がれる特典付き!
 とりあえず、紫陽花見物前に山門見物です。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門



富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 昔ながらのというか、昔のままの急な梯子を登って山門上に到達。
 山門上部には、何十体もの仏像が。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 そのまま外のベランダ(本当はなんていうんだろう?ベランダはないよなぁ)をぐるりと山門を巡れる。
 門前に広がる街並みはやっぱり牧歌的。
 普通の人家ばかりで門前町とは言い難い街並みだけれど。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 でも、この山門、山梨県下では、久遠寺に次ぐ規模なのだとか。
 本山だから、大本山に次ぐのはわかるけれども、なんでこんな田舎の山寺に・・・。
 やっぱりそれが不思議でなりません。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 山門上でしばらく休憩。
 ここで、長野の松本から来る友人一家と合流する予定。



富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 しばらく待っていると一家ご登場。
 ここで見ているとすべてが手に取るようにわかるのがありがたい。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門上




 山門が何のために機能していたのかが薄々感じられる。
 そんな訳です。



 山門を降りて紫陽花の国、境内へ。
 2万株を超えると言われる紫陽花が咲き誇る山寺。

 これがまたたまらない絶景。

 まずは急な石段脇に咲く紫陽花。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 石段と鐘楼



 崖の上に立つ鐘楼とベストマッチ。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 石段





 石段を上がって見下ろせば、先程の山門が紫陽花に抱かれているよう。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 山門と紫陽花




 鐘楼も登り放題。
 鐘も尽き放題。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 鐘楼




 鐘楼に上がって鐘をつかないでいると、ついてくれと下からリクエストが有る始末。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 鐘楼




 普通なら一突きいくらで金とるもんだけれどもなぁ。
 山門だって、入山料とは別に何某か取られても致し方ないし、立派な鐘楼に上がるのだって有料でいいはず。

 駐車場も無料なんだけれども・・・。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 境内




 このあたりの経済観念ってどうなってるんだろう?
 思わずお賽銭を弾んでしまうけれども、所詮は数百円の話。
 がっちり儲けても文句は言わないのに。



 その代わりと言ってはなんだが、境内には地元の人達の屋台テントが並んで、特産品を売っています。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 境内の屋台



富士川町 あじさい寺、妙法寺 境内の屋台




 思わずハラが減ったし他人の運転だしということで、ビール400円に甲州富士桜ポークウェンナー500円に炭火焼きロースステーキ500円をいただく。
 なんだかんだでやっぱり安い。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 境内の屋台




 他人の運転の恩恵に預かっています。



 境内では太鼓の演舞なども始まったりして。
 そこは見ずに本殿へ。

 本殿から社務所にかけての渡り廊下も妙本寺の見どころの一つ。


富士川町 あじさい寺、妙法寺 渡り廊下




 木造でこれだけの渡り廊下は珍しいのでは。

 しかも、勾配を階段で繋いで。

 これを見るだけでも妙本寺に来るかいが有るというものです。



富士川町 あじさい寺、妙法寺




 最後は駐車場まで降りて紫陽花の丘を見上げる形で。

 寺のお堂宇と紫陽花のコラボ。

 紫陽花の色。濃いです。

 妙本寺の紫陽花は鎌倉あたりの薄い紫陽花とは比べ物にならない趣。

 食べてるものが違うのか、水が違うのか、空気が違うのか?
 食べてるものは関係ないか(笑)
 田舎の紫陽花堪能です。




■ 日蓮宗の総本山 久遠寺


 妙本寺から富士川沿いに下って総本山である身延山久遠寺へ。
 日蓮宗リレーです。

 ここまで来たらここに来ないと。
 みたいな。


 身延山久遠寺は日蓮宗の総本山。
 日蓮が興した日蓮宗。門徒は220万人を数えるとか。

 当然その総本山は広大です。


 でも、その前に腹ごしらえ。
 詳しい模様はこちらもどうぞ。
 「久遠寺の参道 河内屋で食べた椎茸丼」



 町営の駐車場に車を停め、参道で昼食を取った後、三門と石段見物に。

 この巨大な三門。
 ただただ圧倒されます。


身延町 久遠寺三門




 京都の東福寺、南禅寺と日本三大門と言われています。
 大きさは間口5間、奥行2間、高さ7丈って言われてもピンときませんね。


身延町 久遠寺三門




 金剛力士はあるは物販はあるは。
 巨大な三門だからなせる技です。



 三門の奥には味わいのある参道が続いて、その向こうには菩提梯。
 「ぼだいてい」と読みます。


身延町 久遠寺菩提梯




 そそり立つという表現がピッタリ。
 TBSのSASUKEか!と思うような石段。


身延町 久遠寺菩提梯




 南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられているのだが、下からではその全貌を拝むことすら出来ない。


身延町 久遠寺菩提梯




 二人の運転手は果敢にもこの石段にチャレンジしたが、昼にビールを飲んだ組は残念ながら断念。
 駐車場まで戻って、松本からの奥様の運転で上の駐車場まで車で移動。

 自分の運転だとビールが飲めないから毎年体力診断のようにチャレンジしてるんだけれども。
 人の運転となるとダメですね。
 ていうか、ビールが我慢できるのならもっと違った人生が歩めた気がする。
 体の脂肪は煩悩の証!なのですよ。


身延町 久遠寺 信徒




 駐車場まで戻ろうと三門まで戻ったときに白装束の信徒の人が。
 ものすごい数揃って境内へと消えていった。

 菩提梯ではなく、女坂を登るみたいなんだけれどもご苦労さまです。
 宗教って大変だよなぁ。




■ 久遠寺奥の院

 参道の駐車場から車で境内の駐車場へ。
 本堂前で菩提梯を果敢にチャレンジしたチームと合流し奥の院へ向かいます。

 奥の院へ向かうと言ってもロープウェイなんだけれどもネ。


身延町 久遠寺 奥の院へのロープウェイ




 身延山ロープウェイは富士急の関連会社の運営なのだとか。
 関東一の高低差768mを7分間でつなぎます。
 大人往復1400円だということは小声で・・・。


身延町 久遠寺 奥の院へのロープウェイ




 身延山ロープウェイのホームページにはWebクープンの割引もあるんだけれども、
 わざわざ印刷して持参して100円引きだと効果は微妙です。
 登山道も整備されているのですが、それなら1400円お支払いたします(笑)
 


身延町 久遠寺 奥の院へのロープウェイ





 身延山久遠寺の奥の院は寒いです。
 さすが、800m近く標高を上げるとこれほどまで気候が変わるのかと驚き。


身延町 久遠寺 奥の院




 大概久遠寺の奥の院に来るときは霧が深く立ち込めてこの世のものとは思えない光景が目の前に広がります。
 今日は幸運にもなのか珍しく視界良好。

 多分、気象条件も鑑みての奥の院なのだろうと思うのだが。


身延町 久遠寺 奥の院




 湿気多めのそんな環境が巨大なすぎのご神木を育てています。
 日蓮の手植えの杉とかちょっと眉唾的なものまであって。
 伝説は自由ですが。



身延町 久遠寺 奥の院 日蓮像




 久遠寺の奥の院は思親閣といいます。
 日蓮は、9年もの間、久遠寺で法華経を門徒に指導したそうで、その間故郷を思い出しては草庵より50丁もの距離をロープウェイも使わずに山道を登り、奥の院の位置よりはるか故郷の房州小湊の両親を思ったそうです。
 なんだか、修行の身でありながら両親を思って高台に登っちゃうってのはいかがなものか・・・いい人アピールにはいい感じなのかもしれませんね。
 鎌倉で誰かれ構わず権威に喧嘩を売っていた日蓮も年をとると穏やかになったということなのでしょうか?


身延町 久遠寺 奥の院 思親閣




 そんな思親閣は思親大孝の霊場なのだそう。
 ただ単に、展望の良いところというわけではないようです。

 正直、そこそこ立派な堂宇が建っているなぁ程度の感想。
 何しろ信者ではないもので。


身延町 久遠寺 奥の院 思親閣




 でも、この不思議な雰囲気というか、パワースポットというか。
 何か感じないわけではないところが凄いところです。


 しかし、ロープウェイのない時代から・・・。
 先人の足腰の強さには頭が下がります。



身延町 久遠寺 奥の院 くし切り団子




 ロープウェイの山頂駅の土産物屋にはくし切り団子という名物の団子が有ります。
 串に刺さった団子三兄弟なのだけれども、この串が苦と死につながるということで、販売時にハサミで端を切ってくれます。
 つまり、これがくし切り。
 迷信だけれども、結構こういうの好きです(笑)

 味もそこそこ。
 奥の院散策の折にはぜひ。




■ 久遠寺境内散策

 ロープウェイで地上に戻って、久遠寺の境内をめぐりながら三門まで下ります。
 下りも菩提梯はあきらめて、遠回りをして女坂まわりということで・・・。
 でも、そうしないと境内各所を観ることが出来ないから・・・。

 奥様は駐車場から車を回して三門へ。
 菩提梯を登って来た連中は下りもチャレンジ。
 なかなかみんなActiveです。



身延町 久遠寺境内




 久遠寺の境内は広大です。

 近年完成した五重塔に巨大本堂。神霊を祀る祖師堂。信徒休息所の報恩閣。日蓮の御真骨を奉安御真骨と拝殿。仏殿に法華堂などなど。


身延町 久遠寺境内




 全体的にコンクリート多めな感じが残念ですが、その巨大さに驚かされます。


身延町 久遠寺境内




 登ってくるときにすれ違った白装束の信徒の皆さんがちょうど記念撮影中。
 のどかに朗らかな風景は白装束とは不似合いです。


身延町 久遠寺境内




 甘露門をくぐって境内を後に。
 長い坂をダラダラと下り山門へとたどり着く頃には先に降りた連中が待ちくたびれているという。

 写真を取らない連中といっしょだとこれだから困るんだよなぁ。
 という教訓。


身延町 久遠寺境内




 信徒じゃないけれども、日蓮のご利益を一身に。


身延町 久遠寺境内




 ここで、反対方向の松本に帰る一家と分かれて、神奈川組は温泉で汗を流すことに・・・。




■ 裕次郎が愛した下部温泉


 ということで、最後は下部温泉。
 いつも行っている日帰り温泉が店を〆ていた。

 確かに人里離れた間満載の温泉街なので、後はしぼむばかりなのだろうけれども。

 ということで、裕次郎が骨折時に長逗留した事で有名な下部ホテルで日帰り入浴。


裕次郎が愛した 下部温泉




 下部温泉は低温の温泉で有名。
 いわゆるひとつのぬるま湯なわけです。

 ぬるま湯につかると出られなくなる。
 もう、シワシワのクタクタになるまで長湯が可能。

 はたして、この入り方が健康にいいのか悪いのかわからないけれども。

 風呂上がりに飲むビールは最高。

 ドライバーには感謝致します。




■ 帰りに野の実

 というわけで、どこかでメシでもと思っていたら、こんなところにと、第二東名のインターチェンジが。


足柄サービスエリア上り 野の実




 仕方がないので乗り込んで、足柄サービスエリアの野の実でラーメンディナー。
 詳しい模様はこちらもどうぞ。
 「足柄サービスエリア上り 野の実のラーメン」



ドライブ、ドライブ




 帰りは集合解散の海老名駅までほぼ渋滞なし。

 うーん、いい紫陽花見物になりました。

 来年もまた、ヨロシクお願いしたいところです。






本日の移動ルート





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