2016/06/08

[鎌倉] 北鎌倉に紫陽花見物 16.06.08


北鎌倉あじさい散歩 明月院



 6月。
 梅雨の時期になりました。
 そうなると紫陽花ですよね。
 というわけで、会社サボって北鎌倉に紫陽花見物に繰り出してみました。




散策開始は北鎌倉駅

 会社サボって紫陽花見物。いい気なもんです。
 見物の最初は北鎌倉駅から。

 ここのところFBを賑わす友達の紫陽花テロに乗せられた感じ。
 いい気なものだけれども、家を出るときに天気は曇天模様。
 ちょっと不安だけれども、おかげで涼しいのはありがたい。

 横浜駅から乗り換えたスカ線はガラガラ。
 通勤時間帯だというのに。
 下りの恩恵かな?

北鎌倉あじさい散歩 北鎌倉駅



 北鎌倉で先頭車両乗車のお客はほぼ全員下車。
 皆さんよくご存知で。
 長い北鎌倉のホームは鎌倉側の先頭にしか出入り口がないという驚きのつくり。

北鎌倉あじさい散歩 円覚寺



 元々スカ線の北鎌倉駅は円覚寺の境内を借りての営業開始。
 何となくこのつくりの悪さがその当時をしのばせるというもの。

 その辺の事情を知ってか知らずか皆さんよく対応されています。



まずは明月院から

北鎌倉あじさい散歩 明月院へ



 北鎌倉の駅を降りて円覚寺を脇目に明月院に一目散。
 平日ということで若干人も少なめではあるんだけれども、それでも続々と明月院方向に向かう人波。
 さすがに足も早まるというもの。

北鎌倉あじさい散歩 明月院へ




 明月院は言わずと知れた紫陽花の名所。
 臨済宗建長寺派の寺院。
 開基は関東管領上杉憲方、開山は密室守厳。
 明月院には明月庵という前身があって・・・は、まぁ置いておきますか。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 拝観料は通常300円だけれども、6月の時期は500円に。
 なかなか商売上手ですね。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 とりあえず、院内にある北条時宗の父、北条時頼の墓に参って散策開始!です。


 朝イチということもあって、人は多いけれどもなんとか紫陽花見物が可能な状態。
 もう少しすると平日だろうが拝観者が大行列になって自由に散策なんてできなくなるほど。
 人気寺といっても、ここのところの鎌倉の混雑ぶりは目に余る気がする。
 アダム・スミスの論理も鎌倉には通じないのか?
 神も仏もあったものではありません。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 しかし、境内一面に咲き乱れる紫陽花は見事の一言。
 最近この紫陽花の色を明月院ブルーなどと呼ぶらしい。
 バカじゃなかろうかと言いたいところだけれども、たしかにどこか気品にあふれる淡青い紫陽花。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 特別なブルーな気がしてくるのも確かです。
 明月院の境内は史跡としても指定されている。
 やっぱりちょっと特別な紫陽花です。


北鎌倉あじさい散歩 明月院



 紫陽花の参道を抜け、本堂へ。
 この時期特別な裏庭の公開がまだされていないことを確認して丸窓撮影。
 明月院の有名な丸窓。裏庭に人がいないからこその絶景。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 後はまぁ普通に境内を散策して裏庭庭園への入園時間を待ちます。
 境内は広いし、お堂はあるし谷戸はあるし。
 紫陽花は咲いているしで時間を潰すのに困りはしない。
 明月院、そういう意味でも良いお寺です。

北鎌倉あじさい散歩 明月院




北鎌倉あじさい散歩 明月院



 やがて本堂裏の庭園が開園して。
 一人別に500円取られます。
 うまい、小口集金のシステム。

 どうでもいい庭園ならば見なくても良いんだけれども、
 この時期だけ、しかもかなりステキな菖蒲池があるので見ないわけには行かないのです。

 あ、それと丸窓の撮影潰しね(笑)
 庭園に人が入ったら丸窓の光景台無しだから・・・って意地の悪い話で申し訳ない。
 こんな時間にのこのこ来て、いい丸窓の写真を撮ろうなんて虫が良いのじゃ!
 ってのは、写真を撮るってことに対する真摯な思い。


 庭園へ。
 よく手入れされた庭園はまさに夢の空間。
 ゴミ一つ落ちていない・・・っていうのはあたりまえのことか。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 明月院の谷戸の奥にひっそりとこんな空間が隠されているなんて。
 そして、今まさに咲き誇る菖蒲の花。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 ベストシーズンです。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



北鎌倉あじさい散歩 明月院



 山からはせせらぎが流れ水辺に潤う。

北鎌倉あじさい散歩 明月院



 夢の様な空間は決して言い過ぎではないと思うのです。
 そして、混雑の理由に納得させられるのです。



鎌倉五山第四位 浄智寺

 明月院の散策を終え県道の横浜鎌倉線まで戻る。
 さて、バスで鎌倉まで出て長谷あたりの紫陽花を愛でるか、北鎌倉の周辺を攻めるかの思案所。
 今年は成就院の紫陽花が見られないという話なので長谷は避けることに。

 折角なので北鎌倉をじっくり見て歩こうということで浄智寺へ。

 浄智寺は鎌倉五山第四位のお寺。
 境内は国の史跡に指定されている。
 北条宗政の菩提をともらうために息子の北条師時が開基とされている。
 最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も多数あったらしいが徐々に衰退。
 今の境内のお堂はほぼ昭和の再建です。


北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 バス通りで人がひっきりなしに行き来する県道から少し入るともうそこは静寂の世界。
 表通りの喧騒が嘘のよう。

 鎌倉石が敷き詰められた参道の石段。太鼓橋も設えられて。
 奥へ奥へと独特な世界。

 階段脇には紫陽花も咲き乱れて。


北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 石段を上り詰めた先には数年前に造られた中国式の鐘楼門が。
 二階には鐘楼があるらしいけれども、覗いたことはありません。

 石段を上り詰めたところで拝観料を支払う。
 料金は大人200円。

 鐘楼門をくぐると境内です。
 お堂は先にも触れましたが大概は昭和の建物。


北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 浄智寺は、お堂自体よりも谷戸の雰囲気を味わいたい。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 それでも、仏殿に飾られる阿弥陀菩薩は室町時代のものだとか。


 駆け込み寺の東慶寺とは尾根を挟んだ関係。
 谷戸はかなり深いです。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 尾根の深い谷間のため、光が所々にさして。
 その光を追って歩くだけでも楽しい。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 石柱や石仏が所々に立っている。
 石は朽ちない。


北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 最深部には墓地が。
 こんなところに眠れたら幸せだろうなぁ。


北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 尾根が手掘りのトンネルで抜かれていて、その向こうには鎌倉七福神の巨大な布袋様が。
 ベビベビベイビーと指をさす。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 撫でられすぎたお腹が黒いのが気がかり。
 布袋様・・・なかなか腹黒い。
 そりゃ吉川晃司とはうまくいくまい。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 境内にもところどころに紫陽花が咲き、本当にいい感じです。

北鎌倉あじさい散歩 浄智寺



 書院の和の建築も悪く無い。
 庭園の緑に映えていました。


 遠足なのか修学旅行なのか、小学生のグループが資料を片手に行ったり来たりしていた。
 あるグループが行き過ぎると次のグループが・・・絶えることがない。
 聞くと茨城の小学校なのだとか。
 地方は少子化どこ吹く風。

 リーダーらしい子がデジカメでグループの写真を撮って歩いている。
 時代が変わったな。



縁切り寺の東慶寺

 浄智寺を出て隣の谷戸の東慶寺へ。
 東慶寺は縁切り寺で有名。
 ついこの間も、そんな映画が上映されていたっけ。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 駆け込み寺であったという特徴が受けるのか、花の寺として確立された境内が受けるのか?
 こちらは浄智寺と違って参拝客であふれています。
 あの、さだまさしの・・・はいまどき通じないだろうけれども。
 この違いは何なんだろう?
 どちらかと言うと落ち着いた浄智寺のほうが好みなのだが。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 開基は北条貞時。開山は覚山尼。
 開山が女性というのが東慶寺の文化を今に伝えるのかもしれませんね。
 臨済宗円覚寺派の寺院です。

 しかし、離縁をするために江戸から鎌倉までやってくるっていうのも凄い時代だ。
 ここまでくれば離縁が出来たってのもわかりやすいが。
 まぁ、それもお偉いさんや生活豊かな階層の人の話で、庶民にとっては無縁な話なのだろうが。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 東慶寺の境内は奥へ奥へとウナギの寝床。
 まずは山門をくぐって。
 山門への石段脇に咲く紫陽花も実に美しい。
 拝観料はこちらも200円・・・これってやっぱり価格カルテルだよね。


 山門のこじんまり感がなんともいい。
 この門で江戸時代、女性たちは守られていたわけです。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 この時期の東慶寺のメインは紫陽花というよりもイワタバコと本堂裏のイワガラミ。
 イワガラミは午前、午後の時間指定の公開。
 時間は、11:00-12:00、13:00-14:00。
 ギリで午前の部の公開が終わってしまって午後の部を待つことに。
 境内を散策していれば時間はあっという間に経つから良いのですが。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 東慶寺の谷戸は曲がりくねった浄智寺の谷戸と異なり西へと一直線に伸びている。
 つまり、東向きのためか、良い光が差すんです。
 そこに山腹の高低差が加わり木々が影を落とす。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺


北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 繊細な光の感じがやっぱり尼寺であった名残なのか女性的です。

 岩肌に並んで咲くイワタバコの可愛いこと。
 この時期のお楽しみです。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 境内を行ったり来たりしている間にイワガラミの公開時間。
 本堂奥の崖に一本の根から枝を広げたイワガラミが。
 この時期の特別講演だから見るけれども、正直そんなに美しい訳でも・・・といったら元も子もないか。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



北鎌倉あじさい散歩 東慶寺




 東慶寺は大人気です。
 でも、この人出は今でこそなのだろうか?

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 三渓園に仏殿が移築されています。
 仏殿も売り払わなければならないような時期があったということ。
 そんな時期にまたならないことを祈るのみです。

北鎌倉あじさい散歩 東慶寺



 が、この美しい谷戸がある以上、そんな心配は必要なさそうです。



北鎌倉の大陸で打ち上げの昼飯

 というわけで、北鎌倉の散策終了。
 円覚寺に行こうか迷ったけれども、少し人に酔ったので今日はこれまで!

 自宅最寄りの駅までバイクで来ているためお酒が飲めないのでラーメン屋で一人打ち上げ。

 北鎌倉の大陸は個人的には大好きなラーメン屋。
 そんな大陸の実食の模様はこちらから(笑)
 「北鎌倉の大陸で紫陽花散策の一人打ち上げ 16.06.08 14:00」



北鎌倉の移動ルート

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