2014/10/04

スナップ寅さん 勝沼ぶどう祭りとその翌日 14.10.04 12:00-

雲峰寺 の写真



 葡萄の季節の山梨散策です。


勝沼ぶどうまつりNow

勝沼ぶどう祭り



 秋の葡萄の収穫シーズン。
 勝沼のぶどう祭りに来ています。

 勝沼といえばぶどうの一大産地。
 丘に広がるぶどうの畑はここが日本であることが信じられない程の光景。
 今日はそのぶどうの収穫のお祭り。

勝沼ぶどう祭り やっさん の写真



 収穫されたぶどうは生で食べるだけではなく甲州ワインへと貯蔵される。
 ぶどう祭りではそんな甲州ワインが飲み放題で堪能できるという夢の様なありまさま。

勝沼ぶどう祭り やっさん の写真



 おかげで最近は観光バスが乗り付けるほどの大混雑。
 落ち着いて座っりこ無場所を探すのも一苦労なほど。

勝沼ぶどう祭り 大久保 の写真



 屋台でつまみを買って振る舞いワインをたしなんで・・・。
 最終的には飲めや歌えの酒池肉林模様。

勝沼ぶどう祭り 大久保 の写真



 友人の一人が行方不明になったりと最後はただの酔っ払いの出来上がり。
 ワインだから、明日に残るんだよなぁ。

 というわけで、今日は山梨に泊まりです。



葡萄のお寺 国宝 大善寺

 ぶどう祭りの翌日。
 今日は一日山梨観光、まずは大善寺から。

 山梨は勝沼にある大善寺はぶどう寺としても有名。
 本堂でもある薬師堂は国宝建築。うーん、素晴らしい。


大善寺 の写真


 
 R20沿いにある大善寺。
 入山料は一人500円。ちょっとお高めです。
 このお寺は桜の名所でも有名で、桜見物味今までも何度も訪れているところ。駐車場のシステムがなっていなくて若干ムカつく。まぁ、良いんだけれども。この効率の悪さ。きっと混むことはないんだろうなぁ。

 天気は若干の雨。
 小雨に煙る古刹っていうのも悪くありません。

大善寺 の写真



 立派な山門をくぐって長い石段を登る。
 この山門は、甲陽鎮撫隊の戦いを描いた「甲州勝沼柏尾坂の戦い」の浮世絵でも有名。
 新選組の近藤勇が甲府城の接収のために江戸からやってきたが、すでに新政府軍の板垣退助に占領されていたため、仕方がなく、大善寺に本陣を張ろうとしたが断られ、山門前に陣取った話から来ている。
 戦闘はあっという間に新政府軍に鎮圧されて江戸へと逃げ帰ったわけなのだけれども。

 でも、今なら、近藤勇よりも武田勝頼かな。
 岩殿城で再起を図ろうと新府城を出た勝頼一行は戦勝祈願で大善寺を訪れたが、夜半のうちに家臣大半は離反してしまい、最後には小山田信繁の裏切りにあい裏手の天目山で自害したわけで、これにて武田家は滅亡の憂き目に・・・。

大善寺 の写真



 そんな石段を登って境内へ。
 見えてくるのは国宝の本堂薬師堂。

大善寺 の写真



 すっとした姿がなんとも美しい。

 薬師堂の中にも入れてボランティア?の方の説明を聞くこともできる。
 残念ながら堂内は撮影は禁止だけれども。

 本尊の薬師如来は秘仏のため拝むことは出来ないけれども、重要文化財指定の日光月光や十二神将は見所あり。

大善寺 の写真



 山梨に来たのなら訪れたいお寺の一つです。
 

大善寺 の写真





雲峰寺

 大善寺をあとに、ほど近い雲峰寺に立ち寄りました。
 裂石山雲峰寺と堅い名前の雲峰寺は、武田家と縁の寺。
 天目山で勝頼が自刀した後、家臣が武田家の重宝を密かに収めたそうなのです。
 と言っても、金銀財宝ではなく、軍旗や采配、日本最古の日の丸など。価値はあるんだけれども盗んで帰るには如何!な宝があるそうなのです。

雲峰寺 の写真



 大善寺では小雨だったのに、雨が強くなってきました。
 でも、光が無くなったわけではなく、薄曇りの大雨と言った感じ。
 それがまたいかにも日本的。

雲峰寺 の写真



 山門と古びた石段に雨が落ちって、なんとも良いんです。

雲峰寺 の写真



 一段一段踏みしめるように上り詰めた先には重要文化財の本堂が。

雲峰寺 の写真



 どっしりとした造りがなんとも無骨。

雲峰寺 の写真



 境内は決して広くはないけれども、味のあるお寺です。

雲峰寺 の写真



 宝物殿がやっていなかったので武田の宝を見ることが出来なかったのが残念・・・ってほどでもないかな。

雲峰寺 の写真



 雨に煙る雲峰寺。
 見応えありです。



国宝 清白寺

 山梨散策の最後は清白寺。
 山梨市にある仏殿が国宝のお寺。

清白寺 の写真



 山梨のこの辺り古寺が密集してます。

清白寺 の写真



 開基は足利尊氏が夢窓国師を開山として創建したといわれているので、恵林寺などと同じ時代のもの。

 表通りに面したところに石柱が建っているがその参道があまりに狭いので車で入っていいものかと躊躇させられる。
 結局道路の路駐したんだけれども、どうやら突進してよかったみたい。
 でも、そうすると味のある参道を歩けないのでどちらが良いか悪いのか?

清白寺 の写真



 ぶどう畑に囲まれたその参道はいかにもここが山梨だと実感させられる。
 その奥が総門。池があり、趣きのある山門、国宝の仏殿と割と新しい本堂が伽藍。
 ほぼ一直線にそれらが並ぶ光景は圧巻です。

 国宝の仏殿は同じ時代の円覚寺の国宝舎利殿と比べてちょっとでっぷりとした感じ。
 反り返る屋根の感じはどう時代であることを物語ります。

清白寺 の写真



 円覚寺の舎利殿が谷戸の奥に隠されているのに対して、清白寺の仏殿は四方をぐるりと見て回れる。まさに至宝の国宝なのです。

清白寺 の写真



 今となってはぶどう畑の中のお寺ですが、往時はきっと華やかなことだったはず。

清白寺 の写真



 さすが国宝だけあって建物の趣は素晴らしいんだけれども、この駐車場のなさはダメだな。観光資源にならないだろう。
 もっとうまく宣伝をすれば人を呼ぶに十分な建築だと思うんだけれども。
 寺にその意志がないのではしかたがないか。

清白寺 の写真



 山梨には良いお寺がいい環境でたくさん残っています。
 じっくりゆっくり回りたいものです。
 

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